ケヤマハンノキ Alnus hirsuta〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2月。
丘陵の上部から山地に多い落葉高木。雌雄同株。高さ10-20mになる。
葉は互生。葉身は長さ8-15cm、幅4-13cmの広卵形。 先端は短くとがるかまたは鈍く、基部は円形〜浅いハート形、 ふちには欠刻状の重鋸歯がある。 側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。 表面は濃緑色で短毛がまばらに生え、裏面の脈上にはビロード状の軟毛が密生する。
葉の展開前に開花する。
雄花序は長さ7-9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。
雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。
果実は堅果。果穂は長さ1.5-2.5cmの楕円形。
【@を拡大しました − 雄花序は長さ7-9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく】
14.2.10 撮影
【A雌花序は雄花序の下方に下向きにつく】
14.2.10 撮影
【B雌花序にピントを合わせて − 枝先の毛が撮れていました】
14.2.10 撮影
徳光さんにお願いして、この画像を改定版に使うことになりました。
(940ピクセル×924ピクセルのtiff)
【C果実を − 果実は堅果】
14.2.10 撮影
【Cを拡大しました − 果穂は長さ1.5-2.5cmの楕円形】
14.2.10 撮影
雪の林道を上がっていくのが怖くて、秋吉台科学博物館のライブカメラでカルストロードの雪が消えたことを確かめて出かけました。
林道を雪で倒れた竹や木の枝を除きながら車で上って行きましたが、枯れた木が1本、丸ごと道をふさいだ所で断念、徒歩で登って行きました。
目的地に着く前、花盛りのケヤマハンノキが目に入った時には、仕方なかったとは言え、喜びだけでは済まされませんでした。
今日の散策は、怖いのと楽しいのとが半々だったか…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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