カヤ〈榧〉 (イチイ科 カヤ属) 花期は5月頃。
山地に生え、大きいものは高さ35mになる常緑高木。雌雄別株。
樹皮は青灰色で、老木になると縦に薄くはがれる。
葉は長さ2〜3cmの線形でかたく、先は鋭くとがり、さわると痛い。
裏面にはやや狭い白い気孔帯が2本ある。
雄花は前年の葉腋につき、長さ1cmほどの楕円形で黄色。
雌花は新枝の基部の葉腋につき、緑色。
果実は長さ2〜4cmの楕円形で、肉質の仮種皮が楕円形の種子を包み、
翌年10月に紫褐色に熟して裂ける。
09.5.15 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.5.15 撮影
「雄花は前年の葉腋につき、長さ1cmほどの楕円形で黄色」
【葉の裏面にはやや狭い白い気孔帯が2本ある】
09.5.15 撮影
【樹皮は】
09.5.15 撮影
「青灰色で、老木になると縦に薄くはがれる」
洞穴から出た流れの上方なので湿気が多いのでしょう、コケが生えています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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