9月29日 カワラスガナ 


【よく来る湿地で、初めて目に入りました】
   09.9.29 撮影
ここでは今、ほかにアカバナ・ヤノネグサ・ハシカグサなどが咲いています。
   
    カワラスガナ〈河原菅菜〉(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は7〜10月。
   河原に多く、スゲに似ているからという。
   田のあぜや川のふちなどの湿った草地に普通に生える1年草。
   茎の下部は地をはい、上部は直立して高さ10〜40cmになる。
   葉は茎より短く、幅2〜3mmの線形。
   茎の先に花序よりはるかに長い葉状の苞が2〜3個あり、その間に赤褐色を帯びた
   小穂が頭状につく。
   小穂は長さ1〜2cm、幅2.5〜3.5mmの扁平な長楕円形で、10〜30個の小花が
   2列に並んでつく。
   鱗片は広卵形。柱頭は2個。果実はレンズ状にふくらんだ広倒卵形。
       
                                         
 09.9.29 撮影

  
茎の先に花序よりはるかに長い葉状の苞が2〜3個あり  
09.9.29 撮影
その間に赤褐色を帯びた小穂が頭状につく

【上の画像を拡大しました】
09.9.29 撮影
小穂は長さ1〜2cm、幅2.5〜3.5mmの扁平な長楕円形で、
10〜30個の小花が2列に並んでつく


鱗片は広卵形。柱頭は2個
09.9.29 撮影
果実はレンズ状にふくらんだ広倒卵形

 カワラスガナは「秋吉台国定公園の高等植物」に『湿地にやや普通』とあります。
 同記録のカヤツリグサ科に、まだ見つけていないミズガヤツリが『湿地に普通』とあります。
 頑張りましょう。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。