カワラナデシコ Dianthus superbus var.longicrlycinus〈河原撫子/別名ナデシコ〉
(ナデシコ科 ナデシコ属) 花期は7〜11月。
低地〜山地の草原や河原などに生える高さ30-80cmの多年草。
有花茎と無花茎がある。
有花茎は直立して叢生し、上部で分枝する。
葉は粉白色を帯び、線形〜披針形、長さ3-9cm、基部は包茎する。
花期は7〜10月、花は径3-4cm、淡紅紫色、
茎頂の集散花序に数個がまばらにつく。
苞は3〜4対あり、先端は芒状に長くとがる。
萼は円筒形、長さ3-4cm。
花弁の舷部は卵形、上縁は深裂し、
舷部下部の上面に深紅褐色のひげ状の毛がある。
雄しべは10個、葯は粉青紫色。 花柱は2個。
本州〜九州、朝鮮半島・中国・台湾に分布する。
秋の七草〉の1つ。 − 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【@を拡大しました − 花は径3-4cm、淡紅紫色、頂の集散花序に数個がまばらにつく】
19.8.24 撮影
【A葉は粉白色を帯び、線形〜披針形】
19.8.24 撮影
【B 龍護峰登山道で】
19.8.9 撮影
【C龍護峰登山道で】
19.8.9 撮影
【D花弁の舷部は卵形、上縁は深裂し】
19.8.9 撮影
【E 雄しべは10個、葯は粉青紫色。花柱は2個】
19.8.24 撮影
【F萼は円筒形、長さ3-4cm】
19.8.24 撮影
【G舷部下部の上面に深紅褐色のひげ状の毛がある】
19.8. 9 撮影
雨で秋吉台を休むこと3日目。
8月中に撮っていたカワラナデシコの画像の整理を兼ねて、日記を書きました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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