カワラナデシコ Dianthus superbus var.longicrlycinus〈河原撫子/別名ナデシコ〉
(ナデシコ科 ナデシコ属) 花期は7〜11月。
低地〜山地の草原や河原などに生える高さ30-80cmの多年草。
有花茎と無花茎がある。
有花茎は直立して叢生し、上部で分枝する。
葉は粉白色を帯び、線形〜披針形、長さ3-9cm、基部は包茎する。
花期は7〜10月、花は径3-4cm、淡紅紫色、
茎頂の集散花序に数個がまばらにつく。
苞は3〜4対あり、先端は芒状に長くとがる。
萼は円筒形、長さ3-4cm。
花弁の舷部は卵形、上縁は深裂し、
舷部下部の上面に深紅褐色のひげ状の毛がある。
雄しべは10個、葯は粉青紫色。
花柱は2個。
本州〜九州、朝鮮半島・中国・台湾に分布する。
〈秋の七草〉の1つ。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【A理屈抜きで“かわいい花”】
18.8.18 撮影
【Aを拡大しました − 舷部下部の上面に深紅褐色のひげ状の毛がある】
18.8.18 撮影
【B葉は粉白色を帯び、線形〜披針形、基部は包茎する】
18.8.18 撮影
【Bを拡大しました】
18.8.18 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【Cノシランの花が1つだけですが、開いていました】
18.8.17 撮影
【Cを拡大しました】
18.8.17 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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