カワラナデシコ Dianthus superbus var.longicrlycinus〈河原撫子/別名ナデシコ〉
(ナデシコ科 ナデシコ属) 花期は7〜11月。
日当たりのよい草原、河原などに生える高さ30-80cmの多年草。
茎や葉は粉白色を帯びる。茎は上部で分岐する。
葉は対生し、長さ3-9cmの線形〜被針形で基部は茎を抱く。
茎の先に直径約3-3.5cmの淡紅紫色の花がまばらにつく。
花弁は5個あり、花弁が細かく糸状に裂けているのが特徴。
舷部の基部にはひげ状の毛がある。
萼筒は長さ3-4cmで、その下に3〜4対の苞がある。
雄しべ10個、花柱は2個ある。
【@を拡大しました − これまで7月に開花してきましたが、これはどう見てもカワラナデシコ】
15.5.16 撮影
【A花弁は5個あり、花弁が細かく糸状に裂けているのが特徴】
15.5.16 撮影
【B萼筒は長さ3-4cmで】
15.5.16 撮影
【Bを拡大しました − その下に3〜4対の苞がある】
15.5.16 撮影
【C赤花のナデシコ?】
15.5.16 撮影
【Cを拡大しました − 花弁が細かく糸状に裂け、舷部の基部にはひげ状の毛がある】
15.5.16 撮影
【D葉は対生し、長さ3-9cmの線形〜被針形で基部は茎を抱く】
15.5.16 撮影
【E萼筒は長さ3-4cmで】
15.5.16 撮影
【Eを拡大しました −その下に3〜4対の苞がある 】
15.5.16 撮影
実は、この赤花のナデシコは数年前から何度もここで目にしてきたのですが、
「どうせ、園芸種の逸出品」と、調べる気がしなかったのです。
今回、この辺りの植物を精査しているSさんにせかされた感じで、調べました。
花の色以外はすべてカワラナデシコです。では、新種『カワラナデシコ紅花』に?
最近、あまりにも忙し過ぎて、風邪も良くなく…、何も考えたくないので、
来年見つけた時に、また考えます。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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