2015年 4月18日  カサスゲ



【@湧水池で】
15.4.18 撮影

       カサスゲ Carex dispalata〈笠菅/別名ミノスゲ〉(カヤツリグサ科 スゲ属)
                                            花期は4〜6月。
     丈夫で長い葉を笠や蓑を作るのに利用したことによる。
     平地の水湿地に普通に生える高さ0.4-1mの多年草。
     茎は3稜形で太い。
     葉はかたく、幅4-8mmの線形。
     小穂は4〜7個つく。

     
頂小穂は雄性で茶褐色を帯び、長さ4-7cmの線形。
     側小穂は雌性で長さ3-10cm、幅約5mmの円柱形。
     ときに先端に雄花が少数つく。
     雌花の鱗片は赤褐色を帯びる。
     果胞は鱗片より長く、長さ3-4mm。柱頭は3個。


【A】
15.4.18 撮影
                                 
【B丈夫で長い葉を笠や蓑を作るのに利用した
15.4.18 撮影

【C頂小穂は雄性で茶褐色を帯び、線形
15.4.18 撮影
「側小穂は雌性で円柱形」

【Cを拡大しました − 頂小穂は雄性
15.4.18 撮影

【Cを拡大しました − 側小穂は雌性。雌花の鱗片は赤褐色を帯びる
15.4.18 撮影
「果胞は鱗片より長く長さ3-4mm。柱頭は3個」


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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