カサスゲ〈笠菅/別名ミノスゲ〉(カヤツリグサ科 スゲ属)花期は5〜6月。
丈夫で長い葉を笠や蓑を作るのに利用したことによる。
平地の水湿地に普通に生える高さ0.4〜1mの多年草。
茎は3稜形で太い。
葉はかたく、幅4〜8mmの線形。
小穂は4〜7個つく。
頂小穂は雄性で茶褐色を帯び、長さ4〜7cmの線形。
側小穂は雌性で長さ3〜10cm、幅約5mmの円柱形。ときに先端に雄花が少数つく。
雌花の鱗片は赤褐色を帯びる。
果胞は鱗片より長く、長さ3〜4mm。柱頭は3個。
【@を拡大しました】
12.5.1 撮影
「頂小穂は雄性で茶褐色を帯び、長さ4〜7cmの線形」
【A側小穂は雌性で長さ3〜10cm、幅約5mmの円柱形】
12.5.1 撮影
【Aを拡大しました − ときに先端に雄花が少数つく】
12.5.1 撮影
【Aを拡大しました − 果胞は鱗片より長く、長さ3〜4mm。柱頭は3個】
12.5.1 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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