2017年 6月2日  カラスビシャク



【@草刈りされて、葉はあるのに花がなかなか見られません −田の畦で 】
17.6.1 撮影

        カラスビシャク Pinellia ternata〈烏柄杓/別名ハンゲ〉
                       (サトイモ科 ハンゲ属) 花期は5〜8月。
      仏炎苞をひしゃくに見立てたもの。別名の半夏は漢方での呼び名。
      畑の雑草として普通に生える多年草。
      葉は1〜2個根生し、3小葉からなる。
      小葉は長さ5-11cmの楕円形〜長楕円形で、先はとがる。
      葉柄の途中と小葉の基部に珠芽をつけ、これで増える。
      花茎は高さ20-40cmで葉より高く、
      緑色または帯紫色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。
      仏炎苞は長さ5-6cm。
      花序の付属体は長く糸状に伸び、仏炎苞の外に出て直立する。

【@を拡大しました − ここでも花茎は1本だけでした】
17.6.1 撮影
                                 
【A角度を変えて − 花序の付属体は長く糸状に伸び、仏炎苞の外に出て直立する
17.6.1 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP