カラスビシャク Pinellia ternata〈烏柄杓/別名ハンゲ〉
(サトイモ科 ハンゲ属) 花期は5〜8月。
仏炎苞をひしゃくに見立てたもの。別名の半夏は漢方での呼び名。
畑の雑草として普通に生える多年草。
葉は1〜2個根生し、3小葉からなる。
小葉は長さ5-11cmの楕円形〜長楕円形で、先はとがる。
葉柄の途中と小葉の基部に珠芽をつけ、これで増える。
花茎は高さ20-40cmで葉より高く、
緑色または帯紫色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。
仏炎苞は長さ5-6cm。
花序の付属体は長く糸状に伸び、仏炎苞の外に出て直立する。
【@を拡大しました − ここでも花茎は1本だけでした】
17.6.1 撮影
【A角度を変えて − 花序の付属体は長く糸状に伸び、仏炎苞の外に出て直立する】
17.6.1 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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