カンサイタンポポ Taraxacum japonicum〈関西蒲公英〉 (キク科 タンポポ属) 花期は11〜5月。 西日本の平地の農村に普通の多年草。 葉は全縁または羽状浅裂、ときには羽状深裂。 花期は3〜5月。
頭花は小さく、径2-3cm、小花数20〜100。 舌状花冠は?色、雄しべは黒色を帯びる。
総苞は緑色で、花時長さ12-15mm。
総苞外片は圧着し小さく、総苞の 2/5〜3/5 を覆い、密な縁毛がある。
最外片は長楕円披針形または卵状長楕円形。
先端の角状突起はないか小さく、長さ1.5mm以下。 花粉粒は大きさが均一で有性生殖をおこなう。 痩果は淡黄褐色で卵形。冠毛は長さ5-7mm。 近畿地方を中心に、中国地方・四国(瀬戸内海沿岸)・北九州に分布。 日本固有。 − 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
【@を拡大しました − 頭花は小さく、径2-3cm、小花数20〜100】
19.2.5 撮影
【A総苞は緑色で、総苞外片は圧着し小さく、先端の角状突起はないか小さく、長さ1.5mm以下】
19.2.5 撮影
【B2個体目を】
19.2.5 撮影
【C − Bの頭花】
19.2.5 撮影
【D − Bの総苞 − 総苞外片は圧着し小さく、総苞の 2/5〜3/5 を覆い、密な縁毛がある】
19.2.5 撮影
【E 3個体目を】
19.2.5 撮影
【Eを拡大しました】
19.2.5 撮影
【F − Eの総苞 − 最外片は長楕円披針形または卵状長楕円形】
19.2 .5 撮影
2年続いて11月に開花して、そのまま春を迎えたため、カンサイタンポポの花期を「11月〜5月」に
修正したのに、今期は、昨秋11月には開花せず、お正月にも蕾がなかったのです。
カンサイタンポポの開花には、あちら様の細かい条件があるのでしょうから、
書き換えずに、このまま様子を見守ることにします。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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