カナビキソウ Thesium chinense〈鉄引草〉
(ビャクダン科 カナビキソウ属) 花期は 4〜10月。
カナビキソウ属:緑色の半寄生植物で、主にイネ科植物の根に寄生する。
日当たりの良い草地に生える多年草。
緑色無毛で、多少紛白を帯びる。
茎は稜があり、1または数個束生して直立して、高さ10-20cm、
分枝は少なくて上へ向かう。
葉は線形で鋭頭、長さ2-4cm。
花は腋生し、小型で白色、短い花柄上に単生する。
苞および小苞は葉と同形、小苞は2個で、花被の下にある。
花被は筒状で、先は4〜5裂し長さ2-4mm。
果実は楕円状つぼ形で、長さ2-2.3mm、先端に閉じた花被片をつける。
【A花期は個体差があって長く、4月から秋まで花が見られます】
17.4.14 撮影
【Aを拡大しました − 花被は筒状で、先は4〜5裂し、長さ2-4mm】
17.4.14 撮影
「苞および小苞は葉と同形、小苞は2個で、花被の下にある」
【B2014年の画像です】
14.4.17 撮影
【Bを拡大しました − 葉は線形で鋭頭、長さ2-4cm】
14.4.17 撮影
【Bを拡大しました − 花は腋生し、小型で白色、短い花柄上に単生する
14.4.17 撮影
カナビキソウを撮らない年はなかったと思いますが、なぜ、日記に書かなかった?
多分、花の詳細が撮れてなくて、「そのうちに…」が、繰り返されたのでしょう。
* * * * * おまけ* * * * *
【C石灰岩のくぼみに咲いていたスミレです】
17.4.14 撮影
【Cを拡大しました − 通り過ぎようとしたら友人が「変種かも、撮っておいたら」と】
17.4. 14撮影
残念ですが、変種ではなさそうで、どの図鑑にも記述はありません。。
【Cを拡大しました − …が、よく見ると、この花には唇弁が3枚ありました】
17.4.14 撮影
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花色がまだらで、唇弁の数が多い − ストレスからでしょうか?
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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