カミヤツデ Tetrapanax papyriferus〈紙八手/別名ツウダツモク〉
(ウコギ科 カミヤツデ属) 花期は1月〜。
分布/中国・台湾原産。暖地では逸出して、群生している。
樹形/常緑または落葉低木。高さ2-6mになる。
葉/互生。枝先に集まってつく。
葉身は長さ幅とも70cmほどのほぼ円形、基部は深いハート形で、
掌状に7〜12裂し、裂片はさらに中ほどまで2裂する。
ふちには浅い鋸歯がある。裏面は白色で星状毛が密生する。
葉柄は長さ20-50cm、淡褐色の粉状の毛が密にある。
花/11〜12月、枝先に球状の散形花序を円錐状に多数つける。
花は淡黄白色。(小さな花が球状に集まってつく。雄しべは4個。)
用途/茎には白色の太い髄がある。
髄を乾燥して薄く切ったものを通算紙といい、造花の材料などに利用する。
紙八手の名もここからきている。
− 「樹に咲く花 離弁花2」 −
【A葉身は長さ幅とも70cmほどのほぼ円形、基部は深いハート形で】
19.1.6 撮影
【Aを拡大しました − 掌状に7〜12裂し、裂片はさらに中ほどまで2裂する】
19.1.6 撮影
【B11〜12月、枝先に球状の散形花序を円錐状に多数つける】
19.1.6 撮影
【Bを拡大しました − 開花しているのか・・・開いた花を探しました】
19.1.6 撮影
【C咲き終わっているようには見えませんが】
19.1.7 撮影
【Cを拡大しました − 花序の下の方では咲いている?】
19.1.7 撮影
【D小さな花が球状に集まってつく】
19.1.7 撮影
【Dを拡大しました − 雄しべは4個 − 開花しています!】
19.1. 7 撮影
【E小さな花が球状に集まってつく】
19.1. 7 撮影
【Eを拡大しました −雄しべは4。 】
19.1.7 撮影
図鑑の花期は、11〜12月ですが、
秋吉台は暖地とは言えない所で、1月の今が咲き始めと見ました。
これからの様子を観察し、満開状態を撮らなければ。
|
ずっと前から見ていきた花、カミヤツデについた花番号は、『1542』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|