2016年 1月19日  カミガモシダ



明るい日差しがある日に来ようと、この日を待って来ました。

【@「山口県産高等植物目録」には『稀』、秋吉台の記録に無かったのを2012年秋に友人が見つけました】
16.1.16 撮影

        カミガモシダ(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
      根茎は短く、斜上し、葉を叢生し、鱗片をつける。
      鱗片は小さく、長さ約1mm、披針形、鋭尖頭、濃褐色で格子状。
      葉柄は長さ2-8cm、紫〜茶褐色で光沢があり、やや繊細、平滑、基部に鱗片をつける。
      葉身は単羽状をなし、線形〜狭披針形、長さ7-20cm、幅1.5-3.5cm。
      羽片は薄い草質、無柄、狭長楕円形だが基部前側に耳状突起があるので、
      三角状長楕円形に見え、鈍頭、辺縁は羽状に中〜深裂するので裂片が顕著となる。
      胞子嚢群は長楕円形〜線形、羽片に数個つくが、裂片の辺縁近くにつくこともある。
      中軸の先端は伸びて、地に接したところで芽をつけ、無性的に繁殖するので、
      やや密な群落をつくることがある。
      本州(新潟県・岐阜県以西)・四国・九州に分布し、山地の岩上や地上に生じる固有種で、
      京都府から兵庫県ではやや普通であるが、ほかではまれである。
      和名は京都の上賀茂神社にちなむ。

【@を拡大しました】
16.1.16 撮影
「中軸の先端は伸びて、地に接したところで芽をつけ、無性的に繁殖するので、
      やや密な群落をつくることがある」

                                 
【A右下方を】
16.1.16 撮影

【B葉身は単羽状をなし、線形〜狭披針形、長さ7-20cm
16.1.16 撮影

【Bを拡大しました − 羽片は薄い草質、無柄、狭長楕円形だが基部前側に耳状突起があるので
16.1.16 撮影
「三角状長楕円形に見え、鈍頭。
辺縁は羽状に中〜深裂するので裂片が顕著となる」


【C胞子嚢群は長楕円形〜線形、羽片に数個つくが
16.1.16 撮影

【Cを拡大しました − 裂片の辺縁近くにつくこともある
16.1.16 撮影

※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。

次ページ

TOP