イヌシダ(コバノイシカグマ科 コバノイシカグマ属) 夏緑性。
岩隙や崖地に生じるやや小型のシダ。夏緑性だが秋に出る葉は越冬する。
根茎は細く直径1-2mm、長い毛があり、葉を密に出す。
葉はやや二形状となり、胞子嚢をつける葉は長く、直立し、
つけない葉はやや短く、切れ込みは浅く、地面に沿って生じ斜上する。
葉柄は淡黄緑色、長さ5-15cm、長い軟毛を密につける。
葉身は被針形、長さ7-25cm、草質で、淡褐色の毛を密につける。
羽片は三角状広被針形、鈍頭かやや鋭頭、羽状深裂〜全裂、
裂片は切れ込むか鋸歯縁。
胞子嚢群は葉縁につき、コップ状、毛がある。
北海道〜九州の各地で、人家近くなど向陽地の岩隙や粘土質の堤などに生じる。
【A夏緑性だが秋に出る葉は越冬する】
16.1.6 撮影
【B葉身は被針形、草質で、淡褐色の毛を密につける】
16.1.6 撮影
【Bを拡大しました −羽片は三角状広被針形、鈍頭かやや鋭頭、羽状深裂〜全裂 】
16.1.6 撮影
【C胞子嚢群は葉縁につき、コップ状】
16.1.6 撮影
【Cを拡大しました − コップ状、毛がある】
16.1.6 撮影
昨日に続いて今日も山口市は10cm近い積雪のため、危険は避けて秋吉台を休み、
浮いた時間で、撮ったままの画像を整理し、不要な画像は捨てています。
現在Dドライブの空きが292GBしかないのを、画像の古いのから外付けのハードデスクに移して、
500GBにしたいと、私にとっては『恵みの雪』とし、頑張っています。
※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
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