2016年 1月20日  イヌシダ



【@「秋吉台国定公園の高等植物」(1991)には「崖や土手ににやや普通ですが、まだこの斜面でしか】
16.1.6 撮影

         イヌシダ(コバノイシカグマ科 コバノイシカグマ属) 夏緑性。
       岩隙や崖地に生じるやや小型のシダ。夏緑性だが秋に出る葉は越冬する。
       根茎は細く直径1-2mm、長い毛があり、葉を密に出す。
       葉はやや二形状となり、胞子嚢をつける葉は長く、直立し、
       つけない葉はやや短く、切れ込みは浅く、地面に沿って生じ斜上する。
       葉柄は淡黄緑色、長さ5-15cm、長い軟毛を密につける。
       葉身は被針形、長さ7-25cm、草質で、淡褐色の毛を密につける。
       羽片は三角状広被針形、鈍頭かやや鋭頭、羽状深裂〜全裂、
       裂片は切れ込むか鋸歯縁。
       胞子嚢群は葉縁につき、コップ状、毛がある。
       北海道〜九州の各地で、人家近くなど向陽地の岩隙や粘土質の堤などに生じる。


【A夏緑性だが秋に出る葉は越冬する
16.1.6 撮影
                                 
【B葉身は被針形、草質で、淡褐色の毛を密につける
16.1.6 撮影

【Bを拡大しました −羽片は三角状広被針形、鈍頭かやや鋭頭、羽状深裂〜全裂
16.1.6 撮影

【C胞子嚢群は葉縁につき、コップ状
16.1.6 撮影

【Cを拡大しました − コップ状、毛がある
16.1.6 撮影

昨日に続いて今日も山口市は10cm近い積雪のため、危険は避けて秋吉台を休み、
浮いた時間で、撮ったままの画像を整理し、不要な画像は捨てています。
現在Dドライブの空きが292GBしかないのを、画像の古いのから外付けのハードデスクに移して、
500GBにしたいと、私にとっては『恵みの雪』とし、頑張っています。



※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。

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