カキラン Epipactis thunbergii〈柿蘭/別名スズラン〉
(ラン科 カキラン属) 花期は6〜8月。
花の色からつけられた。
別名はつぼみの形が鈴に似ていることによる。
湿地に生える高さ30-70cmの多年草。
根茎は横に這い、節から根をだす。
茎の基部は紫色を帯び、少数の少数の鞘状葉がある。
葉は互生し、長さ7-12cm、幅2-4cmの狭卵形で、
脈沿いに著しい縦じわがあり、基部は短い鞘となって茎を抱く。
花は茎の上部に10個ほどつく。
萼片は長さ1.2-1.5cmの長卵形で先はとがり、緑褐色を帯びる。
側花弁は卵形で橙黄色をp帯びる。
唇弁は内側に紅紫色の斑紋があり、関節によって2つにに分かれる。
唇弁の側裂片は耳状にはりだす。
花期:6〜8月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 花は茎の上部に10個ほどつく − 下から順に咲き進みます】
19. 6.8 撮影
【A唇弁は内側に紅紫色の斑紋があり、関節によって2つに分かれる】
19.6.8 撮影
「唇弁の側裂片は耳状にはりだす」
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【@スズサイコも今日、開花確認しました − 真名ヶ岳で】
19. 6.8 撮影
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スズサイコ Vincetoxicom pycnostelma 〈鈴柴胡〉
(キョウチクトウ科 カモメヅル属) 花期は6〜9月。 つぼみが鈴に似ていて、全体がセリ科ミシマサイコに似ていることによる。 日当たりのよいやや乾いた草地に生える多年草。 茎はかたくて細く、高さ0.4-1m。
葉は対生し、
長さ6-13cmの長被針形〜線状長楕円形で先はとがり、やや厚い。
茎の先や上部の葉腋に花序をだし、
直径1-2cmの黄褐色の花をまばらにつける。
花は早朝に開き、日が当たると閉じる。
副花冠は直立し、髄柱より少し短い。 袋果は長さ5-8cmの細長い被針形。
花期:7〜8月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました −花は早朝に開き、日が当たると閉じる】
19. 6.8 撮影
【A開いた花を − 茎の先や上部の葉腋に花序をだし − 薄暗い曇り空でした】
15. 7.14 撮影
【Aを拡大しました − 直径1-2cmの黄褐色の花をまばらにつける】
15.7.14 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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