カゴノキ Litsea coreana〈鹿子の木/別名コガノキ・カゴガシ〉
(クスノキ科 ハマビワ属 )花期は8〜9月。
樹皮がまだらにはがれ落ちて鹿の子模様になることによる。
暖地の山地に生える高さ20mほどになる常緑高木。雌雄異株。
葉は互生。枝の上部に集まってつく。
葉身は長さ5-9cmの倒被針形または倒卵状長楕円形。ふちは全縁。
薄い革質で、表面は光沢がある。
葉腋に淡黄色の小さな花が集まってつく。
花序は無柄で総苞片が4個ある。
花被は有毛で上部は6裂する。
雄花の雄しべは9個、花被から長く突き出る。
雌花には雌しべ1個と、葯が退化した仮雄しべ9個がある。
果実は液果。
直径7mmほどの倒卵状球形で、翌年の秋に赤く熟す。
【A − @の反対側から − 樹皮がまだらにはがれ落ちて鹿の子模様になる】
16.8.31 撮影
【B葉腋に淡黄色の小さな花が集まってつく】
16.8.31 撮影
【Bを拡大しました − 葉身は倒被針形または倒卵状長楕円形。ふちは全縁。表面は光沢がある】
16.8.31 撮影
【C葉腋に淡黄色の小さな花が集まってつく】
16.8.31 撮影
【Cを拡大しました】
16.8.31 撮影
【Dもう少しましな花を撮ってないか…】
13.8.28 撮影
【Dを拡大しました − 雄花の雄しべは9個、花被から長く突き出る】
13.8.28 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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