カエデドコロ〈楓野老〉(ヤマノイモ科 ヤマノイモ属) 花期は7〜9月。
山野に生えるつる性の多年草。雌雄異株。
葉は互生し、3裂または掌状に5〜9裂し、両面に短毛があり、長さ6〜12cm、
中央裂片は大きく、先がとがるが、側裂片は先がとがらない。
葉柄の基部に1対の小突起がある。
花被片は橙黄色で平開する。
雄花序は下垂せず、雄花には短柄があり、6個の完全雄しべがある。
雌花序は下垂し、雌花には柄がない。
刮ハは倒卵状円形で3翼があり、長さ12〜16mm、幅15〜18mm。
【A雌雄異株 − 雄株は特に派手です】
11.8.25 撮影
「葉は3裂または掌状に5〜9裂し、中央裂片は先が細くとがるが、側裂片は先が鈍い」
【B雄花序 −花被片は橙黄色で平開する 】
11.8. 撮影
【Bを拡大しました −雄花には短柄があり、6個の完全雄しべがある 】
11.8.25 撮影
【C雌株はおとなしい存在】
11.8.25 撮影
【D花序の数が少なく、花序につく花もまばら】
11.8.25 撮影
【Dを拡大しました − 葉柄の基部に1対の小突起がある】
11.8.24 撮影
「葉柄の基部に小さな刺が1対あるのは、この種だけに見られる特徴」
【Dを拡大しました − 雌花には柄がない】
11.8.24 撮影
【E別の雌花序】
11.8.24 撮影
【Eを拡大しました − 子房が大分膨らんでいます】
11.8.24 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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