ジュズダマ Coix lacryma-jobi〈数珠玉/別名トウムギ〉
(イネ科 ジュズダマ属) 花期は7〜9月。
果実を包んでいるかたい苞鞘をつないで数珠にしたことによる。
熱帯アジア原産の多年草で、古い時代に渡来したと考えられている。
水辺に多く群生し、高さ1-2mになる。
葉は長さ50cm、幅1.5-4cmで、中脈は白い。
茎の上部の葉鞘から花序の枝を数個出し、
先端に長さ0.8-1cmの壺形の苞鞘をつける。
雌性の小穂は壺形の苞鞘の中で成熟する。
雄性の小穂は苞鞘から伸び出た柄の先に数個つく。
【@を拡大しました】
15.8.30 撮影
【A茎の上部の葉鞘から花序の枝を数個出し】
15.8.30 撮影
【B先端に長さ0.8-1cmの壺形の苞鞘をつける】
15.8.30 撮影
【Bを拡大しました − 雄性の小穂は苞鞘から伸び出た柄の先に数個つく】
15.8.30 撮影
【Bを拡大しました − 雌性の小穂は壺形の苞鞘の中にあり、白い柱頭だけが外に出る】
15.8.30 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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