ジロボウエンゴサク Corydalis decumbens〈次郎坊延胡索〉
(ケシ科 キケマン属) 花期は3〜4月。 伊勢地方でこれを次郎坊、スミレを太郎坊と呼んで、 花の距を引っかけて遊んだことに由来する。 漢方ではこの仲間の塊茎を乾燥させて延胡索と呼び、鎮痛などに用いる。 川岸・山地などに生える高さ10-20cmの多年草。 地下に直径約1cmの丸い塊茎があり、数個の根生葉と花茎を出す。 葉は2〜3回3出複葉。茎葉は普通2個つく。
花序はやや少数の花をつけ、苞は卵形で全縁。
花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2-2.2cm。 刮ハは長さ約2cmの線形。植物名 〈〉科 属) 花期は 〜月。
【A 葉の数も少なくて、いよいよ見られなくなるのではと… 】
20.3.25 撮影
【B花序はやや少数の花をつけ、花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2-2.2cm】
20.3.25 撮影
【Bを拡大しました − 苞は卵形で全縁】
20.3.25 撮影
* * * * * きょう花を見た他の3種を * * * * *
【C ノハラスズメノテッポウ Alopecurus sequalis var.aequalis(イネ科 スズメノテッポウ属)】
20.3.25 撮影
【D ショウブAcorus calamus〈菖蒲〉(ショウブ科 ショウブ属)】
20.3.25 撮影
【E ヤマエンゴサク Corydalis lineariloba〈山延胡索/別名ヤブエンゴサク〉(ケシ科 キケマン属)】
20.3.25 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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