ジロボウエンゴサク Corydalis decumbens〈次郎坊延胡索〉
(ケシ科 キケマン属) 花期は3〜4月。
伊勢地方でこれを次郎坊、スミレを太郎坊と呼んで、
花の距を引っかけて遊んだことに由来する。
漢方ではこの仲間の塊茎を乾燥させて延胡索と呼び、鎮痛などに用いる。
川岸・山地などに生える高さ10-20cmの多年草。
地下に直径約1cmの丸い塊茎があり、数個の根生葉と花茎を出す。
葉は2〜3回3出複葉。茎葉は普通2個つく。
花序はやや少数の花をつけ、苞は卵形で全縁。
花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2-2.2cm。
刮ハは長さ約2cmの線形。
【A葉は2〜3回3出複葉。茎葉は普通2個つく】
17.4.9 撮影
【B花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2-2.2cm】
17.4.9 撮影
【C苞は卵形で全縁】
17.4.9 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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