2017年 4月9日  ジロボウエンゴサク



この辺りは、この冬の間、水道工事で通行止めなどの交通規制をして掘り返されていたため、
もうジロボウは無くなるのだろうと諦めていただけに、わずかながら花が見られて、嬉しいです。

【@今日は4個体の花を見ました】
17.4.9 撮影

          ジロボウエンゴサク Corydalis decumbens〈次郎坊延胡索〉
                             (ケシ科 キケマン属) 花期は3〜4月。
        伊勢地方でこれを次郎坊、スミレを太郎坊と呼んで、
        花の距を引っかけて遊んだことに由来する。
        漢方ではこの仲間の塊茎を乾燥させて延胡索と呼び、鎮痛などに用いる。
        川岸・山地などに生える高さ10-20cmの多年草。
        地下に直径約1cmの丸い塊茎があり、数個の根生葉と花茎を出す。
        葉は2〜3回3出複葉。茎葉は普通2個つく。
        花序はやや少数の花をつけ、苞は卵形で全縁。
        花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2-2.2cm。
        刮ハは長さ約2cmの線形。

【A葉は2〜3回3出複葉。茎葉は普通2個つく
17.4.9 撮影
                                 
【B花は紅紫色〜青紫色で、長さ1.2-2.2cm
17.4.9 撮影

【C苞は卵形で全縁
17.4.9 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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