ジンジソウ〈人字草〉(ユキノシタ科) 花期は9〜10月。 花の形が人という字に見えることによる。山地の岸壁に生える高さ10〜35pの多年草。根生葉は束生し、腎円形で7〜11中裂し、基部は心形。集散状の花序に白色の花を多数つける。花弁は5個。
ジンジソウをここで初めて見た時、急にひとりぼっちの寂しさがこみ上げてきたのはもうずいぶん前のことなのに、一人で撮影していると、まだ、あの時のことが思い出されます。
いつもは、一人で行動していて何とも思わないのに・・・。
【花序を】
05.9.24 撮影
【上の画像を拡大しました】
05.9.24 撮影
「花弁は5個。上側3個は小さく、下側の2個は長楕円形で長さ1.2〜2.5p。
雄しべは10個。葯は橙黄色」
この湿地に来た時にいつも車を止める場所のそばに、車が1台と4〜5人の男女。
その中の一人が薬剤散布? よく見たら、ヒガンバナに霧を吹いていたのでした。
そばには三脚にセットされたカメラが数台。
そう、ヒガンバナ撮影の準備中だったのです。
午後2時過ぎの真上からの強い太陽の下で、露に濡れたヒガンバナですか・・・。
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