イワウメヅル Celastrus flagellaris 〈岩梅蔓〉(ニシキギ科 ツルウメモドキ属)
花期は5月。
山地に生える落葉つる性木本。雌雄異株。
節から気根を出して、ほかの木などに這い上る。
つるは赤褐色で表皮ははがれやすい。
葉は互生し、長さ2-5cmの広楕円形または卵形で、やや薄くてかたく、
ふちには刺状の鋸歯がある。
托葉はかたくなって短い刺になる。
葉腋に黄緑色の直径約6mmの花を2-3個開く。
刮ハは直径約6mmの球形で、
熟して3裂すると朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。
※ツルウメモドキの仲間のなかで、枝に刺があり、
葉の鋸歯が芒状になるのはイワウメヅルだけなので、見分けやすい。
【@を拡大しました】
17.5.8 撮影
【A節から気根を出して、ほかの木などに這い上る】
17.5.8 撮影
【Aを拡大しました − ツルウメモドキの仲間のなかで、枝に刺があり】
17.5.8 撮影
「葉の鋸歯が芒状になるのはイワウメヅルだけなので、見分けやすい」
【Aを拡大しましたばーふちには刺状の鋸歯がある】
17.5.8 撮影
【Aを拡大しました − 葉腋に黄緑色の直径約6mmの花を2-3個開く】
17.5.8 撮影
【B雌花のあとの、若い果実を撮っていたのは4年前】
13.5.29 撮影
「また来年」と言っても、見られる保証はありません。
雌花が咲かなかったか、もう一度行ってみなければ。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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