イワガラミ〈岩絡み〉 花期は6〜7月。
山地に生えるつる性落葉木本。茎や枝から気根を出して岩や木にはい登る。葉は対生し、広卵形で先は鋭くとがり、ふちには粗くて鋭い鋸歯がある。枝先に白い装飾花が目立つ散房花序をつける。
昨年春、ヒノキの植林地の整備で、ずっと見てきた2カ所のイワガラミが切られ、花を見ることができませんでした。その後、大正洞近くのつるが伸びてきたのに、相次いだ台風で、今度はヒノキごと無くなってしまいました。
林を歩くたびに、木に登ったつるを見てきましたが、ツタ・キヅタ・テイカカズラ・ツタウルシ・サネカズラで、イワガラミはなかったのです。
刈られて無くなっていた岩に絡んだ、名前どおりのイワガラミが、今日、祈りながら行ってみたら復活していました!
05.6.16 撮影
【上の画像を拡大しました】
「装飾花は1個の萼片が大きく花弁状になったもので、長さ2〜3pの卵形。
両性花は小さく、多数集まってつく」
昨年見られなかった花のうち、これまでに、クロバイ・クロミノサワフタギ・カワヂシャ・オニルリソウ・イワガラミを見つけることができました。
もうすぐヘラノキも咲きそうです。
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