6月8日  イタビカズラ(クワ科)

 05.6.8 撮影
   
 イタビカズラ 花期は6〜7月。
 イタビはイヌビワの別名。暖地の林縁に生える常緑つる性木本。雌雄別株。枝から気根を出して岩や木などにはいのぼる。葉は互生し、長楕円状披針形で、先はとがり、裏面は白っぽい。葉腋にイチジクを小さくしたような緑色の花嚢をつける。花嚢は直径5〜6oで、中に小さな花がびっしり入っている。
 

 昨年から探していたイタビカズラの花嚢、葉がついたつるはたくさん見ていましたが、やっと見つけました。
 岩に絡んでいるつるではなく、高いところで伸びた枝に小さいのが3個ついていました。
 昨日は、イヌビワの花嚢を割って開花確認しましたが、イタビカズラの花嚢はこれしか見つけていないので、割るのが惜しくて、姿を見たところで開花にしました。
  
                    【上の画像を拡大しました】                    
                        
   風で揺れる上に逆光なので、ぼけていますが、私が初めて見たイタビカズラの花嚢です。
            
                【イタビカズラの葉―上と同じ画像です】                    

                 
明日からイタビカズラの花嚢を探さないでいいのですね。