イシミカワ(タデ科 タデ属) 花期は7〜10月。 道ばたや田のあぜ、河原など、日当たりのよい所に生えるつる性の1年草。 茎や葉柄には下向きの鋭い刺があり、いろいろなものにからみつく。 葉は互生し、長さ2〜4cmの三角形で、葉柄は葉身の基部近くに盾状につく。 托葉鞘は鞘状の部分は短く、上部は葉状に広がって円形になる。
茎の先や葉腋に短い総状花序を出し、淡緑色の小さな花が10〜20個かたまってつく。
花序の基部には円い葉状の苞があってよく目立つ。 花被は長さ3〜4mmで5中裂する。
花被の色は緑白色から紅紫色・青藍色へと変化する。
【@を拡大しました − 拓かれた土地に先ずはびこるのが刺が付いた植物】
13.6.24 撮影
昨年、カナビキソウに押され気味と書いたのに、ここは辺り一面イシミカワになりました。
【A茎の先や葉腋に短い総状花序を出し、淡緑色の小さな花が10〜20個かたまってつく】
13.6.24 撮影
【Aを拡大しました − 花序の基部には円い葉状の苞があってよく目立つ】
13.6.24 撮影
【B】
13.6.24 撮影
【C花被の色は緑白色から紅紫色・青藍色へと変化する】
13.6.24 撮影
山を切り拓いて新しく林道を作ると、先ずカラスザンショウ・タラノキなどの刺がある樹木が群生します。
樹木が小さいうちは、カナムグラやヒヨドリジョウゴが一面に広がっていますが、木がどんどん大きくなって日当たりが悪くなると生えなくなり、早く伸びた木が太陽の恵みをいっぱい受けて枝を広げ、競争に負けた木は姿を消していくのです。
ですが、なぜ、先ず刺がある植物が生えるのでしょうか?
刺のある植物は、土の中で眠っていた種子の生命力が強いのでしょうか?
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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