8月24日 イヌザンショウ


【今、花盛り − 雄株です】
   11.8.22 撮影
   
      イヌザンショウ〈犬山椒〉(ミカン科 サンショウ属)) 花期は7〜8月。
     林縁や道ばたなどに生える高さ1.5〜3mになる落葉低木。雌雄異株。
     幹や枝に4〜15mmの刺が互生状につく。
     葉は互生。長さ7〜20cmの奇数羽状複葉。葉軸にはごく狭い翼がある。
     小葉は6〜11対あり、長さ1.5〜5cmの広被針形または長楕円形。
     先端は次第にとがり、基部はくさび形。ふちには細かい鈍鋸歯がある。
     枝先に長さ3〜8cmの散房花序を出し、黄緑色の小さな花を密につける。
     果実は3個の分果に分かれ、分果は長さ4〜5mmの球形で、
     9〜10月に褐色に熟す。種子は直径3〜4mm、黒くて光沢がある。

                         【雄花序】
                         11.8.22 撮影
                           【雄花】
                           11.8.22 撮影
            花は直径3mmほど。肉眼では雄花・雌花の区別が出来る程度です。

                       【上の画像を拡大しました】
                         11.8.22 撮影
          「雄花は花柄1mm、花弁5,楕円状舟形、長さ1.5mm、雄しべ5」

                           【雌花序】
                        11.8.24 撮影
                            【雌花】
                        11.8.24 撮影
                       【上の画像を拡大しました】
                           11.8.24 撮影
       
「雌花の雌しべは3心皮からなり、花柱は太短く、柱頭は円盤状」

       イヌザンショウの雌花、見当をつけて初めて撮り、見ましたが、面白い形ですね。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。