イヌセンブリ〈犬千振〉(リンドウ科) 花期は10〜11月。
センブリに似るが苦味がなく本物でないという意味でつけられた名。山の明るい湿地に生える高さ5〜30pの1年草。葉は倒披針形で、幅がセンブリより広く先は鈍い。花は白色で淡紫色のすじがあり、色、大きさ共センブリに似るが、蜜腺の周りの毛が長く蜜腺がよく見えない。がく片は花冠と同長〜少し短い。
ここでイヌセンブリを初めて見つけたのは一昨年のこと。今年は3シーズン目ですが、もっとずっと前から見てきたようにも思えるほど、私には身近な花になっています。
昨年は群生と言ってもいいほど増えていましたが、今年は見つけた年よりは多いものの、昨年ほどではありません。
【上の花の1つを】
05.10.7 撮影
【5日に開花確認した株は】
05.10.7 撮影
高さ20p足らずの小さな株です。
【上の画像を拡大しました】
05.10.7 撮影
開花して2日経った花です。
蜜腺の周りの毛が、今日咲いた花より伸びていますね。
【おまけの花―ムラサキセンブリ】
05.10.7 撮影
今日、草原でムラサキセンブリが2つ開花していました。
この花は開く途中なのか、不完全ですね。
イヌセンブリが咲く湿地の一帯はきれいに草刈りがすんでいますが、湿地は自然のままです。
昨年の約束どおり、今年も花が終わって種が落ちたころ、私が草刈りをする権利(義務?)を頂いているようです。
ちょっとしんどいのですが、頑張らないと。除草剤を撒かれると大変ですから・・・。
|