2018年 10月1日  イヌセンブリ



【@友人に教えてもらった初めての場所で、今日、開花確認しました】
18.10.1 撮影

           イヌセンブリ Swertia.tosaensis〈犬千振〉(リンドウ科 センブリ属) 
                                       花期は10〜11月。
         山野の湿地に生える一年草または越年草。
         茎はしばしば基部から分枝し高さ5-50cm。
         根生葉はないかあり、ときのロゼット状をなし、へら状倒披針形、
         長さ0.7-2cm、幅2-7mm。
         茎葉は長楕円形〜倒披針形、長さ2-5cmで先は鈍い。
         花は9〜11月、狭い円錐状につき5数性
         萼裂片は披針形。
         花冠は白色かときに帯淡?色、淡紫色の条があり、径15mm、
         5深裂し、裂片は長楕円状卵形で長さ6-8mm、幅2.5-3.5mm、
         基部に2個の蜜腺溝があり、その周りに長い毛がある。
         毛には顕微鏡下で波状の隆起が見える。
         
刮ハは花冠より少し長く、種子はやや円くてほぼ平滑。
         全草に苦味がないので薬には用いられない。
         本州〜九州、朝鮮半島・中国・ウスリーに分布する。
         絶滅危惧U類(VU)。
          − 改訂新版「日本の野生植物4」 −

【@を拡大しました − こんなに盛んに分枝した株は初めて見ました】
18.10.1 撮影
                                 
【A − @の花 − 花は狭い円錐状につき5数性
18.10.1 撮影

【Aを拡大しました − 花冠は白色かときに帯淡?色、淡紫色の条があり、径15mm、5深裂し
18.10 1撮影

【B分枝していない高さ20cmほどの小さな個体がたくさんありました】
18.10.1 撮影

【Bを拡大しました − 花冠基部に2個の蜜腺溝があり、その周りに長い毛がある
18.10.1 撮影

「毛には顕微鏡下で波状の隆起が見える」

  従来の2ヶ所とも、今年は個体数が随分減っているので、ここが見つかり嬉しいです。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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