2015年 9月23日  イヌサフラン



【@園地の遊歩道わきで】
15.9.21 撮影

         イヌサフラン Colchicum autumnale〈別名コルチカム〉
                   (イヌサフラン科 イヌサフラン属) 花期は 9月〜。
        ヨーロッパ〜北アフリカ原産の多年草。
        10月頃、大きな鱗茎から花茎だけが突然伸びてきて花が咲く。
        雄しべは6個。(よく似たクロッカスの雄しべは3個)
        鱗茎(球根)のまま机の上に置いておいても花が咲くので人気がある。
        花は直径6cmほどで桃紫色。白花や八重の品種もある。
        春、幅の広い葉が束になって伸び、夏には枯れて休眠する。
        鱗茎や種子に有毒なコルヒチンを含む。
        コルヒチンは染色体を倍加する作用があり、育種に利用されている。

【@を拡大しました】
15.9.21 撮影

齊藤さんが見つけられたのは9月21日。
林道入り口近くの人家の庭で、17日には見えなかったのに、
19日にはイヌサフランが一斉に開花しているのを見ました。
秋吉台国定公園では、この頃に一斉に開花するのでしょう。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP