イヌサフラン Colchicum autumnale〈別名コルチカム〉
(イヌサフラン科 イヌサフラン属) 花期は 9月〜。
ヨーロッパ〜北アフリカ原産の多年草。
10月頃、大きな鱗茎から花茎だけが突然伸びてきて花が咲く。
雄しべは6個。(よく似たクロッカスの雄しべは3個)
鱗茎(球根)のまま机の上に置いておいても花が咲くので人気がある。
花は直径6cmほどで桃紫色。白花や八重の品種もある。
春、幅の広い葉が束になって伸び、夏には枯れて休眠する。
鱗茎や種子に有毒なコルヒチンを含む。
コルヒチンは染色体を倍加する作用があり、育種に利用されている。
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15.9.21 撮影
齊藤さんが見つけられたのは9月21日。
林道入り口近くの人家の庭で、17日には見えなかったのに、
19日にはイヌサフランが一斉に開花しているのを見ました。
秋吉台国定公園では、この頃に一斉に開花するのでしょう。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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