イヌクグ〈犬莎草/別名クグ〉(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は6〜7月。 暖地の海岸の日当たりのよい草地に生える高さ30〜80cmの多年草。 茎の基部は暗褐色の古い葉鞘に包まれる。 葉は幅3〜6mmの線形で、根元に数個集まる。
茎の先に葉と同形の苞が3〜5個あり、その間から10個ほど枝を出し、
多数の小穂がブラシのように開出してつく。 枝は長短があり、しばしば短くなって、全体が頭状に集まる。
小穂は長さ4〜5mmの円柱形で、1〜2個の小花がつく。
鱗片は長さ約3mmの長楕円形。柱頭は3個。
【@を拡大しました − 多数の小穂がブラシのように開出してつく】
12.6.27 撮影
「小穂は長さ4〜5mmの円柱形で、1〜2個の小花がつく」
【A】
12.6.27 撮影
【Aを拡大しました − 柱頭は3個】
12.6.27 撮影
【B花が終わった株】
12.6.27 撮影
【Bを拡大しました】
12.6.27 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|