イヌコウジュ M.scabra〈犬香需〉(シソ科 イヌコウジュ属) 花期は8〜10月。
山野の道ばたなどに生える高さ20-60cmの1年草。
茎は4角で、直立して分枝し、細毛があって紅紫色を帯びることが多い。
葉は対生し、長さ2-4cmの卵状被針形または長楕円形で、
ふちには片側に6-13の浅い鋸歯があり、
表面に細毛、裏面には脈上にまばらに短毛がある。
枝先に花穂を出し、淡紫色の小さな唇形花を多数つける。
花冠は長さ3-4mm。
萼は長さ2-3mmで、上萼片の3歯の先は鋭くとがる。
【A】
13.10.11 撮影
【B茎は4角で細毛があって、紅紫色を帯びることが多い】
13.10. 撮影
【C葉はふちに片側に6-13の浅い鋸歯があり、表面に細毛】
13.10.11 撮影
【Aを拡大しました − 枝先に花穂を出し、淡紫色の唇形花を多数つけ、花冠は長さ3-4mm】
13.10.11 撮影
【D萼は長さ2-3mmで、上萼片の3歯の先は鋭くとがる】
13.10.11 撮影
* * * * * 別の場所、休耕田で群生していた株を * * * * *
【E茎は緑色で】
13.10.2 撮影
【Eを拡大しました − 葉は細長く、鋸歯は6対】
13.10.2 撮影
【F茎には全体に下向きの短毛が、まばらに長毛もあります】
13.10.2 撮影
考えた結果、ヒメジソとの交雑種のイヌコウジュと同定しましたが、いかがでしょう?
※ 10月からDNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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