2015年 10月29日  イヌホオズキ


友人にオオイヌホオズキの存在を教えてもらいました。
これまで、アメリカイヌホオズキ以外はイヌホオズキとし、詳しく観察していなかったため、
2日間、イヌホオズキとしていた個体を見て回った結果、イヌホオズキは少なく、
オオイヌホオズキと思われる個体の方が多いことが分かりました。

【@2日間の観察で唯一、イヌホオズキとした個体を − 河原で倒れていました】
15.10.29 撮影

         イヌホオズキSolanum.nigrum〈犬酸漿/別名バカナス〉(ナス科 ナス属)
                                             花期は5〜12月。
       ホオズキやナスに似ているが役に立たないことによる。
       畑や道ばたなどに生える1年草。
       茎は直立し、枝分かれして高さ20-60cm、無毛かまばらに短毛が生える。
       葉は互生し、広卵形で、先はにぶいか短くとがり、基部は円形または広いくさび形で、
       翼のある長さ1-5cmの柄があり、全縁か、あるいは波状の鋸歯がある。
       葉身は縁や裏面にまばらに短毛があるほか、ほとんど無毛で、長さ3-10cm、幅2-6cm。
       茎の途中に花序を出し、その先にやや散らばって散形状に4〜8個の花をつける。
       萼は杯状で浅く5裂する。
       花冠は白色、皿形で深く5裂し、直径7-10mm。
       花冠裂片の基部に、3角状の黄緑色の斑紋があるのが目立つ。
       葯は狭長楕円形で、先はあまり狭まらない。
       液果は球形で黒く熟し、直径直径6-7mm。
       種子は長さ約2mm。

【@を拡大しました −葉は広卵形で、先はにぶいか短くとがり、基部は円形または広いくさび形
15.10.29 撮影
                                 
【A翼のある長さ1-5cmの柄があり、全縁か、あるいは波状の鋸歯がある
15.10.29 撮影

【B葉裏を − 葉身は縁や裏面にまばらに短毛があるほか、ほとんど無毛
15.10.29 撮影

【C茎の途中に花序を出し、その先にやや散らばって散形状に4〜8個の花をつける
15.10.29 撮影

【D花冠は白色、皿形で深く5裂し、直径7-10mm
15.10.29 撮影

【E葯は狭長楕円形で、先はあまり狭まらない
15.10.29 撮影
花冠裂片の基部に、3角状の黄緑色の斑紋があるのが目立つ」


【F液果は球形で黒く熟し、直径直径6-7mm
15.10.29 撮影
「茎の途中に花序を出し、その先にやや散らばって散形状に4〜8個の花をつける」
「萼は杯状で浅く5裂する」


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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