イヌガヤ〈犬榧/別名ヘダマ・ヒノキダマ〉(イヌガヤ科 イヌガヤ属) 花期は3〜4月。
カヤに似ているがそれほど有用でないからという意味らしい。
山地に生える高さ5mほどになる常緑小高木。雌雄別株、まれに同株。
葉は長さ2〜5cm線形でやわらかく、先端はとがっているがカヤと違ってさわっても痛くない。
雄花は前年の葉腋に6〜10個集まってつき、直径1cmどの花序をつくる。
雌花は枝先につき、広卵形の鱗片のわきに胚珠が2個つく。
果実は長さ2pほどの倒卵形で、翌年の秋に赤褐色に熟す。
【秋吉台では「雌雄同株」が普通です】
09.4.7 撮影
「雌雄別株、まれに同株」
【望遠レンズで】
09.3.27 撮影
「雄花は前年枝の葉腋に球状に集まる。
雌花は枝先につき、広卵形の鱗片のわきに胚珠が2個つく」
【上の画像を拡大しました ― 雄花】
09.3.27 撮影
「花序の大きさは直径1cmほど」
【上の画像を拡大しました ― 雌花】
09.3.27 撮影
【今は満開状態 ― 雄花】
09.4.7 撮影
【「樹皮は暗褐色で、縦に浅く裂けてはがれる】
09.3.27 撮影
* * * * * * * おまけ * * * * * * *
【 アナグマ(ニホンアナグマ) ― 家族旅行村で 】
09.4.7 撮影
山口県の準絶滅危惧種ですが、秋吉台ではよく見かけます。
【ドリーネ耕作〜ききょうが原、遊歩道で】
09.3.25 撮影
どちらも2mくらいまで近づき、私の存在に気付かないまま横にそれて行きました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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