イチョウシダ(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
倒卵形で左右相称の裂片をイチョウの葉に見立てて、この名がある。
根茎は短くはい、直径約1.5mm。
葉柄は1.5〜8cm、淡緑色、線形で早落性の鱗片と腺毛があり、翼はない。
葉身は円形、披針形、倒卵形、長さ2〜7cm、2回羽状分岐であるが、小さい葉は単羽状。
裂片は菱形か倒卵形で、ほぼ左右相称、基部はくさび形、先端は円頭〜鋭頭、
外縁は鋸歯のあることが多い。
葉質は厚く、ややかたく、下面は淡色、脈ははっきりしない。
胞子嚢群は長さ1〜3mm、数個が裂片の中央に集まる傾向があり、
包膜は半透明、辺縁は裂ける。
北海道〜九州の各地の石灰岩地で、林中またはやや裸出した岩隙に生じる。
珍しい上に面白い形が好まれて採取され、絶滅したのではないかと推定される所も多い。
【@の上部分を】
11.1.21 撮影
「各地の石灰岩地で、林中またはやや裸出した岩隙に生じる」
【上の画像を拡大しました】
11.1.21 撮影
「胞子嚢群は長さ1〜3mm、数個が裂片の中央に集まる傾向がある」
【A − @とは別の岩です】
11.1.21 撮影
昨年まで見ていたのはこの石灰岩だけでしたが、
@を1月19日に別の岩で見つけました。
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【「秋吉台で出会った花」 P195 に使った画像です】
10.5.3 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.5.3 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【ウメ】
11.1.21 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.1.21 撮影
21日から、「 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 」を装着して、三脚無しで撮っています。
【EF100mm F2.8Lマクロ IS USM】
「手持ちで高精度な等倍撮影が可能。カメラの角度ブレとシフトブレ、ふたつの手ブレを補正する世界初※の手ブレ補正機構ハイブリッドIS搭載の中望遠マクロレンズです」が、うたい文句。
希望小売価格:¥120,000(ケース・フード付き、税別)が店頭で¥99,000と表示されていたのを「もう少し安くならない?」と言ったら、税込み価格¥95,000になりました。
私の撮り方では三脚が欠かせず、重いカメラと三脚持参で長い距離を歩くのは、冬の間は何とかできますが、水分を多量に持つようになるととても無理と思っていました。
「手持ちで高精度な等倍撮影が可能」にひかれましたが、このくらい撮れると、明るいところでは三脚は使わなくてもよさそうです。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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