1月22日 イチョウシダ 


【@ 秋吉台では 「石灰岩上にごく稀」 の イチョウシダ
   11.1.21 撮影
   
   イチョウシダ(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
  倒卵形で左右相称の裂片をイチョウの葉に見立てて、この名がある。
  根茎は短くはい、直径約1.5mm。
  葉柄は1.5〜8cm、淡緑色、線形で早落性の鱗片と腺毛があり、翼はない。
  葉身は円形、披針形、倒卵形、長さ2〜7cm、2回羽状分岐であるが、小さい葉は単羽状。
  裂片は菱形か倒卵形で、ほぼ左右相称、基部はくさび形、先端は円頭〜鋭頭、
  外縁は鋸歯のあることが多い。
  葉質は厚く、ややかたく、下面は淡色、脈ははっきりしない。
  胞子嚢群は長さ1〜3mm、数個が裂片の中央に集まる傾向があり、
  包膜は半透明、辺縁は裂ける。
  北海道〜九州の各地の石灰岩地で、林中またはやや裸出した岩隙に生じる。
  珍しい上に面白い形が好まれて採取され、絶滅したのではないかと推定される所も多い。

   
                    【@の上部分を】        
 11.1.21 撮影  
「各地の石灰岩地で、林中またはやや裸出した岩隙に生じる」

【上の画像を拡大しました】        
11.1.21 撮影
「胞子嚢群は長さ1〜3mm、数個が裂片の中央に集まる傾向がある」

 【A − @とは別の岩です】        
 11.1.21 撮影
  昨年まで見ていたのはこの石灰岩だけでしたが、
@を1月19日に別の岩で見つけました。


* * * * * こんな時もありました* * * * *

【「秋吉台で出会った花」 P195 に使った画像です】        
10.5.3 撮影
  
【上の画像を拡大しました】        
10.5.3 撮影

* * * * * おまけ* * * * *

【ウメ】        
11.1.21 撮影
【上の画像を拡大しました】        
11.1.21 撮影
 21日から、「 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 」を装着して、三脚無しで撮っています。

EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
「手持ちで高精度な等倍撮影が可能。カメラの角度ブレとシフトブレ、ふたつの手ブレを補正する世界初の手ブレ補正機構ハイブリッドIS搭載の中望遠マクロレンズです」が、うたい文句。

希望小売価格:¥120,000(ケース・フード付き、税別)が店頭で¥99,000と表示されていたのを「もう少し安くならない?」と言ったら、税込み価格¥95,000になりました。

 私の撮り方では三脚が欠かせず、重いカメラと三脚持参で長い距離を歩くのは、冬の間は何とかできますが、水分を多量に持つようになるととても無理と思っていました。
「手持ちで高精度な等倍撮影が可能」にひかれましたが、このくらい撮れると、明るいところでは三脚は使わなくてもよさそうです。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。