イチリンソウ Anemone nikoensis〈一輪草〉 (キンポウゲ科 イチリンソウ属) 花期は3〜4月。 花を1個花茎に頂生することによる。 山地やふもとの林縁に生える高さ10-30cmの多年草。 根生葉は地下茎の先につき、花茎の基部にはつかない。 茎葉は3個輪生し、3出複葉で、長い柄がある。 小葉は羽状に深裂する。
茎頂に花茎を1個出し、先端に直径3-4cmの花を1個開く。
花弁はなく、花弁状の萼片5〜6個で内面は白色、
外面は紅紫色〜淡紅色を帯びる。
【A後ろが川、年々怖さが加わって、今年はピントが合った画像が1枚もありませんでした】
17.3.25 撮影
【B写真展で展示したイチリンソウ】
15.3.27 撮影
【Cを拡大しました − 直径3-4cmの花を1個開く。花弁はなく、花弁状の萼片5〜6個で内面は白色】
15.3.27 撮影
「外面は紅紫色〜淡紅色を帯びる」
一昨年だったか、同行の友人が、
「ここのイチリンソウやヤマルリソウの花が早いのは、足元にある小さな溝の水は、湧き水が流れて
来ているものだからですよ」と。その溝は今年、カラカラに乾いています。
その時友人が続いて言ったのは、
「(川に)落ちないでくださいよ。 落ちると、ほったらかして逃げますからね」。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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