2019年 7月21日  イチビ - その2



【①草丈1.5メートルのイチビが群生していました - 畑地のそばで】
19.7.14 撮影

            イチビ Abutilon theophrasti〈莔麻/別名キリアサ〉
                           (アオイ科 イチビ属)花期は6~8月。
          畑や荒れ地、河原などに生える一年草。
          茎は高さ50-100cm、上部で分枝し、束状の軟毛や腺毛がある。
          表皮は繊維質で、容易に切れることがなく強靱である。
          葉は互生し、長い柄があり、心臓形で顕著な掌状脈が5~9個ある。
          葉身は先が急に狭まって鋭くとがり、基部は深い心形、
          縁は低い波状の鋸歯があり、両面に束毛があるが、
          特に若い葉の裏面には密生し、ビロード状である。
          花期は8~10月、茎の上方の葉腋に橙黄色の花を開く。
          花は径約2cm。萼の基部に小苞はない。
          萼は5裂し、背面に長毛が多い。
          花弁は5個で、広倒卵形、基部で合着し先は少し凹む。
          雄蕊は多数、花糸の下半部は合着して袋となる。
          果実は半球形、径1.5-2cm、通常16個の分果が輪状に並び、黒熟する。
          原産地:インド。 渡来:繊維植物として、中国を経由して渡来した。
          メモ:キリアサの名は葉がキリに似ているため。
           - 「日本の帰化植物」 -

【②】
19.7.14 撮影
                                 
【③茎の上方の葉腋に橙黄色の花を開く
19.7.14 撮影

【③を拡大しました - 若い果実もできています】
19.7.14 撮影

【④花は径約2cm。花弁は5個で、広倒卵形、基部で合着し先は少し凹む
19.7.14 撮影
「雄蕊は多数、花糸の下半部は合着して袋となる」

  台風のあとは雨続きで、日記用の画像が底をついてしまいました。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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