2014年 7月3日  イチビ



【@畑のそばの道ばたで】
14.7.2 撮影

         イチビ Abutilon 〈別名キリアサ〉(アオイ科 イチビ属) 花期は6〜8月。
       インド原産といわれ、繊維をとるため古く中国を経て渡来した。
       畑や荒れ地、河原などに生える1年草。
       茎は高さ50-100cm、上部で分枝し、束状の軟毛や腺毛がある。
       表皮は繊維質で、容易に切れることがなく強靱である。
       葉は互生し、長い柄があり、心臓形で顕著な掌状脈が5〜9個ある。
       葉身は先が急に狭まって鋭くとがり、基部は深い心形、ふちには低い波状の鋸歯がある。
       茎の上方の葉腋に橙黄色で直径約2cmの花を開く。
       花弁は5個、広倒卵形、基部で合着し先は少し凹む。
       雄しべは多数、花糸の下半部は合着して袋となる。


【A花は橙黄色で直径約2cm、花弁は5個、基部で合着し先は少し凹む
14.7.2 撮影
                                 
【Aを拡大しました −  雄しべは多数、花糸の下半部は合着して袋となる
14.7.2 撮影

【Bもう、若い果実ができています】
14.7.2 撮影

【Bを拡大しました】
14.7.2 撮影


今日は雨のために秋吉台を休みました。
雨を理由に来なかったのは5月12日以来ですが、「私も随分真面目になった」と言うよりも、何事にも時間がかかるようになり、頑張らざるを得ないのが実情です。
今日はしんどかったのですが奮い立たせて、4月21日から空欄だった『今年開花確認した花』を完全にしました。
単純作業に集中して時間を使うことに懲りたので、もう、溜めないようにします。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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