1月6日  イボタノキ(モクセイ科)

   05.12.26 撮影
   
 イボタノキ〈水蝋の木〉(モクセイ科 イボタノキ属) 花期は5月〜6月。
 山野の林縁に普通に見られる高さ2〜4mの落葉低木。暖地では冬も葉が落ちないことがある。葉は対生。長楕円形で全縁。先はとがらず丸みを帯び、基部はくさび形。質は薄く光沢はない。新枝の先に長さ2〜4cmの総状花序を出し、白い小さな花をつける。花冠は長さ7〜9mmの筒状漏斗形で、先は4裂する。果実は長さ6〜7oの広楕円状球形で、10〜12月に紫黒色に熟す。

 林縁や草原のブッシュでよく見られるイボタノキ。
 秋吉台のイボタノキは、冬でも葉が緑色を保っている株、赤茶けた葉をわずかに残している株、全部葉が落ちてしまった株など、様々です。
                                         
 06.1.6 撮影

果実の形はネズミモチに似ていますが、大きさはネズミモチよりずっと小さいです。
 
【こんな時もありました】
05.5.26 撮影

「花は長さ7〜9o。雄しべは2個で、葯は花筒から少し突き出る」

【こんな時もありました―開花確認した日】
05.5.11 撮影

  
 1月6日(金) 午後歩いたら、曇りから雪に。 車の外気温は2℃→0℃。
 日差しがないので花が開いていたのはノボロギク・ナズナくらいで、苦し紛れにイボタノキを撮り、書きました。

 土壌のやせたところや石灰岩地に生え、葉の先が鋭くとがり、雄しべが花冠から突き出ない「サイゴクイボタ」を図鑑で知りました。
 これは秋吉台にありそうですね!