イボミキンポウゲ Ranunculus sardous〈疣実金鳳花〉 (キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は2〜6月。 ヨーロッパ原産の帰化植物。耕作地などに生える高さ10-60cmの1年草。 茎は分枝し、ほとんど無毛だがまばらに長い開出毛がある。 根生葉の葉身は広卵形、1回3出の複葉あるいは単葉で3浅裂〜中裂し、
上面は無毛、下面に長い伏毛がある。 裂片は狭卵形で、鋸歯縁となる。
花は黄色で直径1-1.5cm、2〜5花がまばらな総状花序につく。
萼片は著しく反曲する。
痩果は広倒卵形、長さ約2mm、表面にいぼ状の突起があり、
縁が肥厚し、嘴は太く短く、先端は反曲する。
【A − @の中央、上に写っている花に近づいて撮ったら】
17.2.6 撮影
【Aを拡大しました − 「葉腋に単生」ではなく、「2〜5花がまばらな総状花序につく」でした】
17.2.6 撮影
「葉の上面は無毛、下面に長い伏毛がある」
【B上とは別の個体の花序】
17.2.6 撮影
【Bを拡大しました − 「萼片は著しく反曲する」】
17.2.6 撮影
【C − Bを上から撮りました − 「花は黄色で直径1-1.5cm」】
17.2.6 撮影
「痩果は広倒卵形、長さ約2mm、表面にいぼ状の突起があり、
縁が肥厚し、嘴は太く短く、先端は反曲する」
【Dお正月に丁寧に見て回ったら、イボミキンポウゲが咲いていたのかも】
17.2.6 撮影
【Dを拡大しました − 痩果は表面にいぼ状の突起があり、嘴は太く短く、先端は反曲する】
17.2.6 撮影
トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲの相違点から、区別の仕方をまとめました。
トゲミノキツネノボタンは 1,葉は、両面とも無毛。 2,花は、茎の上部の葉腋に単生する。
イボミキンポウゲは 1,葉は、下面に長い伏毛がある。 2,花は、2〜5花がまばらな総状花序につく。
* * * * * * *
今日、道の駅みとうに着いても車の外に出たくないほど冷たい風が吹き荒れていました。
野菜を買って、「このまま帰ろうか…」と思ったのですが、ヒメナズナの様子を見に広谷に来てみたら、
日差しは弱くても風はほとんど当たらず、気持ちよく歩けました。
明日(火)は来られないし、予報では、金曜日からはこの冬一番の寒さとか、
日記用の写真を撮りためたくても、咲いた花が無かったです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|