ホザキノフサモ Myriophyllum spicatumL.〈別名キンギョモ〉
(アリノトウグサ科 フサモ属) 花期は6〜9月。
池や沼などに生える多年草。
茎は細長く伸びて、枝を分け、長さ30-150cmときに3mにもなる。
水中にある葉は輪生し、4個、卵形で長さ1-3cm幅1-1.8cm、
羽状に深裂して、裂片は糸状で12〜20対。
花期は5〜10月。
頂生する穂状花序は水面より抜き出て直立し、
上部に雄花、下部に雌花をつけ、長さ3-8cm。
雄花は先に開き、花弁は淡紅色、楕円形で、長さ1.5-2.5mm、雄蕊は8個。
雌花の萼筒は長さ0.5-1mm、裂片はごく小さいか、ときにない。
果実は4分果となり、分果は長楕円形、長さ1.7-2.5mm、背面は褐色。
南千島・北海道〜琉球にあり、北半球の温帯〜亜熱帯に広く分布する。
和名は〈穂咲房藻〉または〈金魚藻〉である。
− 改訂新版「日本の野生植物2」 −
【@を拡大しました − 茎は細長く伸びて、枝を分け、長さ30-150cmときに3mにもなる】
19.9.25 撮影
【A 頂生する穂状花序は水面より抜き出て直立し】
19.9.25 撮影
【Aを確認しました − 上部に雄花、下部に雌花をつけ、長さ3-8cm】
19.9.25 撮影
【B水中にある葉は輪生し、4個、羽状に深裂して、裂片は糸状で12〜20対】
19.9.25 撮影
【Bを拡大しました − 雄花は先に開き、花弁は淡紅色、楕円形で、長さ1.5-2.5mm】
19.9.25 撮影
「雌花の萼筒は長さ0.5-1mm」
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今日(9月28日)は、エコツアー『『地獄台の秋の花@』を30名参加で行いました。
前回(7月)が、台風接近の予報で中止となったため、
エコ・ツアーが美祢市観光協会主催で、観光協会の商品となって初めてのツアーでした。
観光協会の担当者の方も不慣れで試行錯誤された様子、
私たち(宮田文子・徳光弥生・中沢妙子)も少々戸惑いを抱えながらの案内となり、
参加者の皆さまにご迷惑をおかけした面もあったことと思いますが、
観察会の内容自体は、楽しんでいただけたと感じました。
なお、
次回からは参加料は当日集金、
参加申し込みはメールも対応の方向と約束をもらいました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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