2019年 9月30日  アケボノソウ



【@9月15日に開花したアケボノソウの半月後を − 長登で】
19.9.30 撮影

            アケボノソウSwertia bimaculata〈曙草〉(リンドウ科 センブリ属) 
                                         花期は 9〜11月。
           山野のやや湿ったところに生える一年草または越年草。
           根出葉は大型で長楕円形、平行する数脈があり、
           基部は長く柄状になり、花期には枯れる。
           茎は弱い4陵があり、多少、ときに著しく分枝し、高さ30-120cmになる。
           茎葉は長さ1-1.5cmの柄があり、卵形または披針形で、長さ5-02cm、幅2-4cm、
           鋭頭、基部はくさび形で、3〜5脈がある。
           花は8〜11月、まばらな集散状円錐花序につく。
           花柄は長さ1-5cm。
           花冠は白色〜乳白色、4〜5深裂し、裂片は広倒披針形で、長さ10-13mm。
           中央より少し上方に径1.5mmの円形黄緑色の蜜腺溝が2個あり(縁には毛がない)、
           その上部に濃緑色の斑点がある。
           萼も4〜5深裂し、裂片は広倒披針形で花冠裂片より短い。
           刮ハは花冠より少し長く、種子は黒褐色で長さ約1mm。
           北海道〜九州、中国から東ヒマラヤに分布する。
           和名は〈曙草〉で、黄白色の花冠裂片に緑色斑点があるのを、
           ほのぼの明ける夜明けの空に見立てたものという。
            − 改訂新版「日本の野生植物4」 −

【A花は8〜11月、まばらな集散状円錐花序につく
19.9.30 撮影
                                 
【B茎葉は長さ1-1.5cmの柄があり、卵形または披針形で、鋭頭、基部はくさび形で、3〜5脈がある
19.9.30 撮影

【C花柄は長さ1-5cm
19.9.30 撮影

【D花冠は白色〜乳白色、4〜5深裂し、裂片は広倒披針形で
19.9.30 撮影

【Dを拡大しました − 中央より少し上方に径1.5mmの円形黄緑色の蜜腺溝が2個あり(縁には毛がない)
19.9.30 撮影

【Eその上部に濃緑色の斑点がある
19.9.30 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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