ホウライカズラ Gardneria nutans〈蓬莱葛〉(マチン科 ホウライカズラ属) 花期は6〜7月。 暖地の常緑樹林内に生える常緑のつる性木本。日本固有。 葉は対生。葉身は長さ6-11cmの卵形〜長楕円形。 先は鋭くとがり、基部はくさび形。 全縁で、ふちは大きく波打つ。 質は皮質で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。
葉腋に白い花を1〜2個つける。花冠は深く5裂し、裂片は反り返る。
雄しべは5個。花糸は短く、5個の葯が接して花柱を取り囲む。 果実は液果。直径1cmほどの球形。11〜12月に橙赤色に熟す。
名前の由来/蓬莱山は中国の伝説に登場する不老不死の地とされる霊山。 珍しいつる植物だったので、蓬莱山にちなんで蓬莱葛の名がつけられた。
【@を拡大しました − 葉腋に白い花を1〜2個つける】
15.7.10 撮影
【@を拡大しました】
15.7.10 撮影
【A薮の下方を覗いて撮りました − 花冠は深く5裂し、裂片は反り返る】
15.7.10 撮影
【B絡んでいた木が枯れて折れ、近くで見えるようになった花が咲いていました】
15.7.10 撮影
【Bを拡大しました −雄しべは5個。花糸は短く、5個の葯が接して花柱を取り囲む】
15.7.10 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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