ホテイアオイ Eichhomia crassipes 〈布袋葵〉(ミズアオイ科 ホテイアオイ属)
花期は8~10月。
葉柄のふくらんだ部分を七福神の布袋の腹に見立てたもの。
熱帯アメリカ原産の多年草で、日本には明治中期に観賞用として渡来した。
金魚鉢や庭の池などで栽培されるが、各地に野生化している。
葉身は長さ5-10cmのの広倒卵形で、厚くて光沢がある。
葉柄は丸くふくれて中に多くの空気を含み、浮き袋の役目をする。
花序は長さ12-15cmあり、花は1日で全部開き、翌日には茎ごと曲がって水中に沈む。
花は直径約4cm、淡紫色の花被片6、雄しべ6、雌しべ1からなる。
【②新しく見つけた水草の観察によく訪れ、そのたびに花が見られました】
14.9.12 撮影
【③花は1日で全部開き、翌日には茎ごと曲がって水中に沈む】
14.9.12 撮影
【③を拡大しました - 花は直径約4cm、淡紫色の花被片6、雄しべ6、雌しべ1からなる】
14.9.12 撮影
「花被片6個のうち上側の1個が大きく、紫色のぼかしがあり、その中に黃色の斑点がある。
雄しべ6個のうち3個が長く、3個は短い」
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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