ホソバオグルマ Inula linariifolia〈細葉小車〉(キク科 オグルマ属)
花期は7〜12月。
明るい湿った草地に生える多年草で、
本州では大河川の氾濫原に多く、九州では山地の湿草原に生える。
根茎は短く直立する。
根出葉はややロゼット状、開花時に宿存することが多い。
葉は茎の全体にわたってほぼ同じ形で、
下部のものが最も大きく、上部に向かうにしたがって小さくなり、
線形または線状披針形、長さ5-10cm、幅6-10mm、
鋭頭、円形でくきうぃを抱かないか、上部のものはわずかに茎を抱き、
縁には微凸鋸歯がまばらにある。
頭花は茎頂に数個散房状につき、径18-25mm、
花冠は黄色、舌状花。
総苞は長さ4-6mm。
痩果は長さ約1mm、冠毛は長さ約3mm。
本州〜九州、朝鮮半島・ウスリー・アムール・中国(東北部・北部・東部)に分布する。
絶滅危惧U類(VU)
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました −葉は茎の全体にわたってほぼ同じ形で 】
19.11.30 撮影
「上部に向かうにしたがって小さくなり」
【@を拡大しました −線形または線状披針形、長さ5-10cm、幅6-10mm、鋭頭】
19.11.30 撮影
【A頭花は茎頂に数個散房状につき、径18-25mm】
19.11.30 撮影
【B花冠は黄色、舌状花】
19.11.30 撮影
【Bを拡大しました】
19.11.30 撮影
【C総苞は長さ4-6mm】
19.11.30 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【D初冬ですが、すぐそばの道ばたではホトケノザが花盛りです】
19.11. 30 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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