2019年 12月1日  ホソバオグルマ



【@この辺りでは年々増えています − 湿り気の多い林縁の草地で − 刈られて伸びたセイタカアワダチソウが混生】
19.11.30 撮影

           ホソバオグルマ Inula linariifolia〈細葉小車〉(キク科 オグルマ属) 
                                             花期は7〜12月。
          明るい湿った草地に生える多年草で、
          本州では大河川の氾濫原に多く、九州では山地の湿草原に生える。
          根茎は短く直立する。
          根出葉はややロゼット状、開花時に宿存することが多い。
          葉は茎の全体にわたってほぼ同じ形で、
          下部のものが最も大きく、上部に向かうにしたがって小さくなり、
          線形または線状披針形、長さ5-10cm、幅6-10mm、
          鋭頭、円形でくきうぃを抱かないか、上部のものはわずかに茎を抱き、
          縁には微凸鋸歯がまばらにある。
          頭花は茎頂に数個散房状につき、径18-25mm、
          花冠は黄色、舌状花。
          総苞は長さ4-6mm。
          痩果は長さ約1mm、冠毛は長さ約3mm。
          本州〜九州、朝鮮半島・ウスリー・アムール・中国(東北部・北部・東部)に分布する。
          絶滅危惧U類(VU)
           − 改訂新版「日本の野生植物5」 −

【@を拡大しました −葉は茎の全体にわたってほぼ同じ形で
19.11.30 撮影
「上部に向かうにしたがって小さくなり」

                                 
【@を拡大しました −線形または線状披針形、長さ5-10cm、幅6-10mm、鋭頭
19.11.30 撮影

【A頭花は茎頂に数個散房状につき、径18-25mm
19.11.30 撮影

【B花冠は黄色、舌状花
19.11.30 撮影

【Bを拡大しました】
19.11.30 撮影

【C総苞は長さ4-6mm
19.11.30 撮影

* * * * * おまけ * * * * *

【D初冬ですが、すぐそばの道ばたではホトケノザが花盛りです】
19.11. 30 撮影

 
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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