ホシアサガオIpomoea triloba 〈星朝顔〉(ヒルガオ科 サツマイモ属) 花期は 9月〜。
南アメリカ原産のつる性の1年草で、本州(関東以西)〜琉球にまれに見られる。
葉は互生。葉柄は長さ1.5-6cm、無毛、こぶ状突起が散生する。
葉身は広卵形で全縁または浅く3裂し、長さ3-8cm、
先は短くとがり、基部は心形、両面無毛または脈上に短毛がまばらに生える。
葉腋に長さ3-10cmの花柄を伸ばし、1-7個の花を散形状につける。
花柄にはこぶ状突起がある。
苞葉は線状被針形で小さい。
萼は鐘形で深く5裂し、裂片は長楕円形〜被針形で尖り、長さ7-8mm、
縁に長毛が生える。。
花冠は漏斗形、長さ約2cm、直径約1.5cm、先が5裂し、上から見ると星形に見え、
淡紅紫色で内面中心部が濃紅紫色。
【Aすごい群落 − 今日は9:45、何とか間に合いました】
15.9.26 撮影
【Aを拡大しました − 齊藤さんがここで初めて見られたのは十数年前でしたが】
15.9.26 撮影
【B以後、何度か来てみても毎回刈られたあとだったそうです】
15.9.26 撮影
【C葉身は広卵形で全縁または浅く3裂し、先は短くとがり、基部は心形】
15.9.26 撮影
葉の先は「短くとがり」ではなく、どれも細長くとがっていると思います。
【D昨日のしぼんだ花から想像していたより、ずっときれいでした】
15.9.26 撮影
【E葉腋に長さ3-10cmの花柄を伸ばし、1-7個の花を散形状につける】
15.9.26 撮影
【F葉腋に花柄を伸ばし、1-7個の花を散形状につける】
15.9.26 撮影
【Dを拡大しました − 花冠は淡紅紫色で、内面中心部が濃紅紫色】
15.9.26 撮影
当初はベニバナマメアサガオとして日記に書いたのを見た友人が、メールで「ホシアサガオでは」と。
図鑑で調べ、ホシアサガオに同定し直しました。
ホシアサガオについた花番号は『1415』。
9月30日:追記
このホシアサガオは、今年も昨日刈られてしまい、もう見えなくなったそうです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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