ホシアサガオIpomoea triloba 〈星朝顔〉(ヒルガオ科 サツマイモ属)
花期は 9〜11月。 南アメリカ原産のつる性の1年草で、本州(関東以西)〜琉球にまれに見られる。 葉は互生。葉柄は長さ1.5-6cm、無毛、こぶ状突起が散生する。 葉身は広卵形で全縁または浅く3裂し、長さ3-8cm、 先は短くとがり、基部は心形、両面無毛または脈上に短毛がまばらに生える。 葉腋に長さ3-10cmの花柄を伸ばし、1-7個の花を散形状につける。 花柄にはこぶ状突起がある。 苞葉は線状被針形で小さい。 萼は鐘形で深く5裂し、裂片は長楕円形〜被針形で尖り、長さ7-8mm、 縁に長毛が生える。。 花冠は漏斗形、長さ約2cm、直径約1.5cm、先が5裂し、上から見ると星形に見え、
淡紅紫色で内面中心部が濃紅紫色。
刮ハは球形、直径約8mm、2室からなり、上部に長毛を散生する。
【@を拡大しました − 一度刈られて蔓が減っていたのですが】
15.11.23 撮影
【A】
15.11.23 撮影
【Aを拡大しました】
15.11.23 撮影
【B果実も出来ていました − 刮ハは球形、直径約8mm】
15.11.23 撮影
【Bを拡大しました − もう種子が落ちた刮ハも】
15.11. 撮影
【Cこちらは完熟前 −刮ハは球形、直径約8mm、2室からなり、上部に長毛を散生する 】
15.11.23 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【Dオランダミミナグサ(ナデシコ科 ミミナグサ属)の開花を確認しました】
15.11. 撮影
【E来た時は花が半開状態でしたが】
15.11. 撮影
【Eを拡大しました − 日差しがある11:50です】
15.11.23 撮影
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ホシアサガオは完熟果実を付けながらまだ花が咲いているし、
2年草のオランダミミナグサは晩秋に開花、
どちらも帰化植物になるだけあって、逞しいです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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