ホオズキ Physalis alkekengi var.franchetil〈酸漿・鬼灯〉
(ナス科 ホオズキ属) 花期は5〜7月。
アジア原産といわれ、日本には古い時代に渡来したと考えられている。
庭などに栽培され、また山に野生化している。
高さ60-90cmの多年草。
地下茎を長く伸ばしてふえる。
葉は互生するか、ときに節ごとに2枚つき対生するように見え、
長さ5-12cm、幅3-9cmの広卵形で、先は短くとがり、ふちに大きな鋸歯がある。
葉腋から長い花柄を出し、淡黄白色の花を下向きにつける。
花冠は杯形で、先は浅く5裂して平開し、直径約1.5cm。
萼は短い筒状で先は5裂する。
花が終わると萼は大きくふくれて長さ4-6cmになり、液果を包む。
熟すと朱橙色になる。
液果は直径1-1.5cmの球形で赤く熟す。
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【A 葉は互生するか、ときに節ごとに2枚つき対生するように見え】
18.5.14 撮影
【Aを拡大しました − 広卵形で、先は短くとがり、ふちに大きな鋸歯がある】
18.5.14 撮影
【B花冠は杯形で、先は浅く5裂して平開し、直径約1.5cm】
18.5.14 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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