ヒトリシズカ〈一人静/別名ヨシノシズカ〉(センリョウ科 センリョウ属) 花期は3〜4月。
花を静御前の美しい舞い姿に例えたもの。
山地の林内に生える多年草。
茎は叢生し、紫褐色で数個の節があり、高さ20〜30cm。
茎頂に2対の葉が十字形に対生するが、間が接近しているので輪生しているように見える。
葉身は楕円形〜広楕円形で、先は急に狭まってとがり、ふちには先がとがった鋸歯がある。
葉が開く前に、長さ3cmほどの穂状花序を1個頂生する。
花は1個の雄しべが3分岐し、外側2個の花糸の基部に葯がつき、葯隔は白色糸状。
11.4.2 撮影
「茎頂に2対の葉が十字形に対生するが、
間が接近しているので輪生しているように見える」
11.4.2 撮影
「花は花弁も萼もなく、白い糸状の雄しべだけが目立つ」
【雄しべは子房の横腹にのっている】
11.4.2 撮影
「外側2個の花糸の基部に葯がつき、葯隔は白色糸状」
【果実になり始めた子房が写っています】
11.4.2 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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