ヒシ〈菱〉(ヒシ科 ヒシ属) 花期は7〜9月。
池や沼に生える1年草。
葉は水面に浮き、長さ幅とも3〜6cmの広菱形で、上半部には不ぞろいの鋸歯がある。
葉柄の中央部は紡錐状にふくれ、浮き袋の役目をする。
花は直径約1cmで白色、ときに淡紅色を帯びる。花弁、萼片、雄しべは4個。
核果の両端には萼片が変化した刺があり、刺と刺の間は3〜5cm。
(4個の萼片全部が刺になり、葉柄が赤みを帯びる変種をメビシという。)
【1年草で、晩秋には全く姿が消えてしまいます】
09.8.24 撮影
「葉柄の中央部は紡錐状にふくれ、浮き袋の役目をする」
【上の画像を拡大しました】
09.8.24 撮影
「4個の萼片全部が刺になり、葉柄が赤みを帯びる変種をメビシという」
【花は直径約1cmで白色】
09.8.24 撮影
(以上は望遠レンズで撮影)
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【水際で古い果実を探し、拾いました】
09.8.31 撮影
「核果の両端には萼片が変化した刺があり、刺と刺の間は3〜5cm」
【2個目の核果】
09.8.31 撮影
「4個の萼片全部が刺になり、葉柄が赤みを帯びる変種をメビシという」
どちらの核果も刺は2個でした。
私が美東町(長登・碇)で見てきたヒシは、葉柄が赤色で核果の刺は2個です。
これまで葉柄の色から「メビシ」と記録してきましたが、このたび「ヒシ」に訂正しました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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