ヒロハスズメノトウガラシ Lindernia antipoda var. verbenifolia〈広葉雀の唐辛子〉 (アゼトウガラシ科 アゼトウガラシ属) 花期は8〜10月。 やや湿り気のある田畑に生える1年草。 茎は根ぎわで分枝して斜上し、高さ5-20cmになり無毛。
葉は対生し、柄がなく、倒披針形で先は円く、
ふちには5-8個のとがった鋸歯があり、両面とも無毛。 上部の葉腋からやや太い花柄を出し、淡紅色の花を咲かせる。 花は上下からつぶしたような形で、
3裂する下唇のまん中の裂片が下に長くない。 トウガラシに似た果実をつける。
【A葉は倒披針形で先は円く、ふちには5〜8個のとがった鋸歯がある】
14.9.3 撮影
【B花は上下からつぶしたような形で】
14.9.3 撮影
【Bを拡大しました − 3裂する下唇のまん中の裂片が下に長くない】
14.9.3 撮影
楽に開花確認できる場所のスズメウリが今年は消えたため、気が重かった、テクテクと歩かなければいけない林縁に来る途中の田に、ヒロハスズメノトウガラシが、稲刈り前に開花していました。
もっとこまめに歩くと、まだまだ新しい発見がありそうです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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